高く売るためにできること
かなり古い着物を所持している、という方も多いかもしれません。
たとえば、祖父母の持っていたものを譲り受けた、
遺品整理をしていたときに見つけて、保管してある、といった場合です。
そのまま保管しておくにも、場所を取ってしまうし、数が多すぎたり、
中にはかなり古くてボロボロになってしまっているものまであるかもしれません。
そんな古い着物は、買い取り査定に出すことがオススメです。
というのも、買い取りの査定では、
新しい、未使用品のものであったほうが高く売れるから。
古い着物をずっと保管しておいても、価値がどんどん減っていってしまうのです。
というのも、古い着物の買い取りに関しては、
過去10年以内のものであれば高く売れる、と言われています。
しかし、それ以上前のものになってしまうと、
どうしても相場が低くなってしまうのです。
和服は、いくら気をつけていたとしても、
経年で変色したり、色あせ、カビなどが発生してしまいます。
その境目が、一般的に10年と言われているのです。
もちろん、10年以上前のものでも、
保管状態が良ければ高く売ることができます。
中には、明治・大正時代の古い着物もあるかもしれませんが、
状態が良ければ高く買い取りしてもらうことができるでしょう。
普段から保管には気をつけておくことがベストですが、
こればっかりは後から言われてもできないこと。
そのため、古い着物を持っている場合には保管に気をつけると同時に、
できるだけ早く買い取り査定に出すことがオススメです。